こんにちは。
7月6日(土)に札幌ドームで開催された北ガスグループ6時間リレーマラソンin札幌ドーム2019に出場しました。
拙いですが大会レポを書きますので、来年参加を検討している方の参考になればと思います。
エントリー部門が2つあって、6時間耐久でリレーする部(6時間の部)と
42.195kmをリレーしながら走りきる部(42.195kmの部)があります。
私が出場するチームは42.195kmにエントリー。
職場の先輩方が出たがったのでエントリーしたのですが、定期的に練習してるのは8人中3人という…きっとよくありそうなケースですね笑
今回の大会は個人参加ではなく、チーム単位なので何かと気がかりな事があってソワソワしています。
例えば、
・手荷物預かり所が無い。札幌ドームの観客席が待機場所になるけど、空き場所はあるのか・・・。
・コースはかなり道幅が狭いところがあるようだけれども、接触したりしないか。
・ランネットの大会レポを見る限りだと、「マナーが悪い」などネガティブなコメントがとっても目立つ・・・。
・公式ホームページが見づらく、重要な情報がよく分からない。
などなど・・・。
初めて参加する大会は何かと不安になるものですが、こんなに不安な気持ちになったのは初めてです・・・。
前日受付
当日受付が6:15~8:30まで行っているのですが、ごった返している可能性もあるかもしれないと思い、仕事をぶん投げて急いで札幌ドームに向かいました。
前日受付は10:30~18:30と時間が短いので急ぎます。
もし人が大勢いたらどうしよう・・・なんて思っていたのですが、
え?
あれ?
全然人がいない!
私が受付した時に他の参加者は3名ほどしか見かけませんでした。
平日夜が18:30までというのは仕事がある人にとってはかなり厳しいですよね・・・。
ちなみに受付は代表者1名でOKなので、そう考えるとごった返す事もないかもしれないですね・・・。
なお、事前受付のために車で来場した場合は、札幌ドームの駐車場料金が無料になるみたいです。
会場到着からスタートまで
この日は地下鉄→徒歩で移動。
札幌には地下鉄が3線あるのですが、最も乗客数が少ない「東豊線」で移動します。
入場ゲートはいくつもありましたが、とりあえず北口ゲートから入場しました。
当日受付も特に混雑している様子がありませんでした笑
9:00前には札幌ドーム内はこんな感じ。無事に待機場所を確保。
会場を見渡すと、企業のランニング部やランニングクラブののぼりが目立ちます。
第一走者の整列時間は9:15なので、第一走者と第二走者はスタンバイ。
なお、大会からリストバンドを2個渡されるのですが、走者と次の走者はリストバンドを装着していないとスタート位置やリレーゾーンへの入場が出来ないというシステム
になっています。
これは、過去大会のレポートを見ると、次の走者にたすきを渡すリレーゾーン内に、
次走者でも何でもない人が殺到してしまい、リレーを行うのがとっても大変だったとかなり不評だったため、今年から行った対策のようです。
ただ、実際に私がリレーゾーンに行った時はリストバンドを付けていない人も関係なく
入ってきてて、自重して欲しいなとは思いました。
見張りもいるのですが、10代後半~20そこそこぐらいの子に大の大人の注意ができるか・・・というと難しいですよね。
しかし、大の大人がルールを守らないのもまた恥ずかしいですが。
スタート後は大会ホームページで記録を確認。
実際にランナーがスタートしてからは、1週ごとにラップタイムが上記のページで
確認することができます。
1周ごとに交替する場合は参考になりませんが、2周以上走ってから交替する場合は、リレーゾーンに何時頃に戻ってくるか、おおよその参考にできます。
また、部門別の順位も表示されます。
私のチームは各自の走力と自己申告で42.195kmを7人で分担しました。
私はアンカーで10kmです。
この間はとっても時間を持て余すのですが、札幌ドーム内ではステージイベントが
行われます。
中でも目を引いたのは、
名前だけ知っていたアイドルグループのたこやきレインボーと、
上記のRunnerや旅人よを歌っていました。
本当はステージ近くにいて盛り上がりたかったのですが、丁度私の出番が近づいていたので上記のリレーゾーンで待機していました。
残念・・・。
その他にも、企業の出展ブースがちらほら。
飲食物持ち込み不可と書いてあるけど…?
一番衝撃だった事です。
大会の公式ホームページのQ&Aに「飲食物の持ち込みは可能ですか?」の質問に、
このイベントに限り、ミネラルウォーター・水筒による飲料の持込のみ可能です。
(上記以外の飲料についてはカップに移し替えをしていただきます)
入場時に荷物チェックを行いますのでご了承ください。
なお、アリーナへの飲料の持込は、ミネラルウォーター・水筒のみとさせていただきます。
と、まずは食べ物がどうであるかの直接的な記載が無く、「ミネラルウォーター・水筒による飲料の持ち込みのみ可能です」の部分を
だから食べ物はダメだよ。と解釈するのかどうかかなり悩みました。
その後送られてきた注意事項の冊子には、「札幌ドーム館内への食べ物の持ち込みはできません。ご了承ください。」と書かれていたものの・・・・結構みんな持ち込んでいます。
まぁそもそも飲食物の会場持ち込みに制限をかける事自体がナンセンスだと個人的には思います。
なお、アリーナの隅の方には飲食店ブースがありました。
コースを走った感想その1「傾斜7°の坂がキツい」
私はこの日アンカーとして10.195kmを担当しました。周回にして5周プラスちょっとですね。
たすきを受け取り走り出しますが、周囲のペースがかなり速く、キロ5分ちょっとくらいでもバンバン抜かされます。
札幌ドームのアリーナを抜けて少しした頃に傾斜7度の坂があります。
1周目の時は気になりませんでしたが、2周目の時にはハムストリングやお尻辺りの筋肉にものすごい疲労が…。
私は5周を一気に走ったのですが4周目は歩いちゃいました…。
この坂があることを考慮すると1~2周ごとに交代の方が良いタイムが出そうですね。
坂を登り切ると水かぶりゾーン(希望者のみ)その先にはエイドがあります。
コースを走ってみた感想その2「実態にそぐわないエイド」
エイドは2つあり、レッドブルのブースと
水、スポーツドリンク、食べ物のエリアがあります。
しかし、一人で20~30km走るならともかく、2~4kmで交代しているチームにとっては食べ物はいるんでしょうか?
むしろ食べ物のエイドは札幌ドーム内に配置する方がランナーはありがたいはず。
レッドブルも正直、走り終わった後に飲める方がいいですね。私が見た限りでは、レッドブルを取るランナーはほぼおらず、配置されてる女の子たちはとっても暇そうにしてました。
コースを走った感想その3「坂があれば下りあり」
エイドを抜けると今度は下りがあります。
前述の坂で上がった心拍数を下りの力を使って落ち着けられそうです。
下りも緩やかなのもあれば、急な下りもあります。
途中、幅が狭いエリアもありますが、私が走っていたペース(5分30秒前後)や時間帯(13時~14時)は心配していた接触はありませんでした。
下りが終わると再び札幌ドーム内に戻ります。
コースを走った感想その4「最後の登り」
下りあれば坂あり笑
緩やかですが坂があります。
人工芝が敷いてあるのですが、もし楽に速く走るのであれば、人工芝の無い両隅をお勧めします。
人工芝が反発を殺してしまうので、コンクリートの方が走りやすいですね。
札幌ドーム内に入ると、リレーゾーンがあるので次の走者に渡せます。
アンカーだけ最後の周はゴールまで走る必要があります。
コースを走った感想その5「意外とガチランナーが多い」
リレーマラソンなので、職場で出場するチームばかりの印象なのですが、
みんなで楽しく走るというよりはタイムアタックのように1~2周を全力で走って、リレーしている印象です。
また、速いペースで走ってるランナーが多いのでそれに引っ張られてどうしてもオーバーペースになりやすいと思います。
日頃ランニングを習慣としていない人も結構いたとは思いますが、来場してみると
思いのほかランナーが多い事に驚く人もいるかもしれません。
その他
参加賞はタオル。デザインは・・・・ですが、今治タオルだし、
今までのどの大会よりもタオルの肌触りは良いです。
ゴールしたあとはクールダウンエリアでストレッチができます。
私がゴールしたのは13時45分くらいでしたが、大分ランナーもゴールし終わって場内も空いてきてました。
また更衣室の場所がとってもわかりにくかったのですが、なんと…
ブルペンでした!
かなり場内は広いし、クーラーも入ってるし…。今まで参加したどの大会よりも良い更衣室です。
ちなみに完走しても完走証はもらえません。
ここのページにアクセスして、各自プリントアウトしてね、っていう感じです。
最後に個人的な評価です。
・おすすめ度 ★★★☆☆
イベント感が強く、チームで出るのは面白い
・運営 ★★☆☆☆
ゲストも多く、待ち時間を飽きさせない工夫はあるが、情報のアナウンス不足や飲食物持ち込み禁止、実態に合わないエイドがナンセンス。見直しを。
・コース ★★★☆☆
周回コースは飽きるが、最初と最後の坂がタイムアタックを盛り上げる。
大会レポは以上です。
私個人の記録などについては次回の記事に書きたいと思います。