身内の不幸の話なので、苦手な方は回避下さい。
先日、祖母(93歳)が永眠しました。
祖母は札幌から遠く離れた函館辺りに住んでいて、
子どもの頃はよくお盆に帰省しては甘えていました。社会人になってからは函館に旅行に行った時に顔を出す、もしくは電話が来たときに代わって少し話したくらい。
直近では3年前。函館に旅行に行った時に会いました。
その時は元気だったんだけどな…。
すごくおしゃべりで、綺麗好きな人でした。
新型コロナの事もあったのでなかなかその後は行けず。容態が急変して駆けつけましたが意識は無く、ずっと眠ってました。
新型コロナが蔓延してからは面会謝絶していたからどの道会えなかったとはしても…。
こんな事になるなら、もっと会いに行けば良かった…と後悔ばかり。
意識は無くても声は聞こえる、というのを聴いた事があるので、手を握りながら耳元でいっぱい話しかけました。
元気にしている事、年内に父になる事、子どもの名前の候補のこと、あと昔の思い出話。
祖母は4姉妹だったそうなのですが、うち2人は早くに亡くなったそう。残った祖母と祖母の姉が、「美人薄命。先に亡くなった方が美人だ」なんて冗談を言っていたので、当時子どもだった私は「そんなのどっちでもいいから長生きして!」って怒った記憶があります。
それから30年、祖母も祖母の姉も私の言った事を守るように長く生きてくれました。
今頃、「私の方が美人だ!」なんて言ってるのかな?
明日から葬儀です。
祖母が天国に迷わず行ける事。
そして残りの人生を悔いなく楽しく生きる事を強く想いながら祖母を送り出そうと思います。