前回は睡眠時無呼吸症候群の検査を受けて、重度と診断された話を書きました。
今回は治療に使われる機械(シーパップ)を実際に使ってみた感想について書きます。
結構コンパクト。旅行などにも持って行くのは簡単そう。
シーパップが届いた
シーパップは病院と取引のある医療機器業者が自宅に届けてくれます。
また、その際に詳しい使用方法について説明してくれました。
業者の方から聞いた話では、翌朝スッキリ!
みたいな感覚になれるかどうかは個人差があるようです。
実際に使ってみた
早速、その晩に使用することにしましたが、
どうにも気分が進みません。
なんだか自分が重篤な状態になったようで…この機械を付けなければいけない事を
まだ受け入れられず…。
しかし、健康面を考えると付けない訳にもいかないので装着してみました。
マスクの鼻に当たる部分はシリコンで柔らかい
風が送り込まれると、口を閉じていないと苦しい
装着してみると、鼻に空気が送り込まれて意識しなくても呼吸ができます。
が、口を開けていると空気が喉の方にまで来るのか、苦しくなるので必然的に口を閉じます。
なるほど、こうやって口での呼吸を制限しているのか…。
徐々に慣れてきて、身体の力も抜けてそのまま眠りに落ちました。
朝起きてみると…
目が覚めるといつもと違ってマスクが付いています。
これから毎日、このマスクを付けなければいけないのか…と朝からブルーな気持ちになっていました。
が、いつもの朝とは違うのです。
頭がスッキリしていて、気持ちがよく
瞼が重たくなく、朝特有のダルさもない。
早速、本体の画面を確認すると、無呼吸の回数は45回から3回に!
これは全然違う…。
いつもは朝に起きると、頭が痺れるような重たさがあり、
意識もぼーっとしているのですが、こんなにスッキリする感覚はいつ以来だろう…。
ようやく前向きな気持ちになってきました。
睡眠時のデータを取得して、病院と共有
私はてっきり、ただ風を送って気道が塞がらないようにする機能のみだと想像していたのですが、装着している間の睡眠時間や無呼吸の回数や、マスクがちゃんと装着されていたかなどのデータを収集しており、病院へインターネット経由でデータを送信しているそうです。
本体にもそれらの情報が表示されるので、起床時にちゃんと装着されていたか、
無呼吸の回数はどうだったのか…など確認ができます。
心配なら検査は早めに受けましょう
私は現在アラフォーなのですが、早めに検査を受けて
ハッキリと睡眠時無呼吸症候群である事が分かってほっとしました。
これがもっと先まで検査を受けていなかったら、健康を害していた可能性があるからです。
一度健康を害すと取り戻すのは大変な事・・・。
もし心当たりがあって心配であれば、そのモヤモヤを晴らすためにも、
まずは簡易検査を受けられることをお勧めします。
シーパップについては、まだ使用して1週間に満たないので
また改めて記事を書こうと思います。