ランニング歴1年ちょっとの初心者の私が2016年に北海道マラソンに出場しました。
画像の通り時間切れになって失格となりましたが、その時の経験を振り返ります。
これから北海道マラソンで初フル完走に挑戦しようと考えている方の参考になればと思います。
制限時間は5時間だけど、キロ7分ペースで大丈夫?
北海道マラソンの制限時間は5時間。
サブ5ペースは平均してキロ7分ペースなので、このペースを維持していけば完走できそう…と考えて臨みました。
しかし、出場して分かったのはキロ7分ペースだとちょっと間に合わないという事。
関門時間にはこう書いてある
北海道マラソンの公式サイトに記載のある通りです。
こうして見ると、10kmまで90分も制限時間あるから余裕なんじゃないの?と思いがちなのですが…
スタート地点まで9分かかる
私が初めて出場した北海道マラソン2016は16,122人のランナーが出場していました。
ファンランも含めると2万人を越えていたそうです。
私のスタートブロックは最後方のG。
Aから数えて7番目のブロック。
号砲が鳴ったのかどうかも聞こえないほど遠く離れており、スタート地点近くになるまで、ずっと歩いたり、止まったり…。
結局スタートラインを通過するまでに9分もロスしました。
0~10km地点までは思うように走れない
10km地点までの制限時間は90分と余裕がありますが、スタートしてからそんなに人もバラけないのですごく混雑してます。
加速と減速を繰り返して、すっかりペースが分からなくなります。
私は上述のキロ7分くらいのペースを維持して走り、10km地点で79分くらいでした。
この時点で貯金は約10分です。
10~40キロまでは6分33秒ペースで±0秒。
10キロ~40キロまでの関門は、キロ6分33秒ペースで迫ってきます。(5キロを33分)
そう、サブ5どころかサブ4.5(4時間30分)に迫るタイムです。
そのままキロ7分ペースで続けると…
10km_タイム80分-(制限時間90分)=残り時間10分。
15km_タイム115分-(制限時間123分)=残り時間8分。
20km_タイム150分-(制限時間156分)=残り時間6分。
25km_タイム185分-(制限時間189分)=残り時間4分。
30km_タイム220分-(制限時間222分)=残り時間2分。
35km_タイム255分-(制限時間255分)=残り時間0分!
40km_タイム290分-(制限時間290分)=残り時間0分!
【最終関門】
41.6km_タイム約300分-(制限時間305分)=残り時間5分。
と、35キロ地点で貯金が無くなります。
しかも、真夏の中を走るので、いくら遅いペースとは言え、イーブンを常に保つというのは結構な重圧になります。
この事から、北海道マラソンで完走を目指すランナーは、
10~40kmまでの30kmを平均6分30秒ぐらいで走れると、制限時間を気にする事なく
余裕を持ってゴールができるという事です。
給水は走りながら
初めて北海道マラソンに出場した時はランニング歴1年ちょっとで、走りながら給水をする事に慣れていませんでした。
そのため、給水所に立ち寄る度に歩きながら紙コップを取り、歩きながら水を飲む、身体にかけるなどして、再び走り出していましたが、歩くとそれだけでタイムロスに繋がります。
しかも、一度スピードを緩めてからまた加速するのもエネルギーロスに繋がります。
紙コップは飲み口の両端をつまんで、円から楕円のように細長く変形させて、スープをすするようにすると、走りながらでも飲みやすいです。
完走めざして練習しましょう!
私は現在週2回のラントレーニングをしていますが、色々なWebサイトを見ていると、週3回のラントレーニングを推奨しています。
しかし、仕事や家庭もあるのでなかなか週3回は難しいです。
理想的ではないかもしれないけれど、週2回でも続ければきっと効果はあるはず!と信じて練習を続けています。
北海道マラソンで初完走を目指している皆さん、完走を信じて頑張りましょう!