Jリーグが開幕。
不注意で左手を火傷してしまい家事はスローダウン。できる事と言えば赤ちゃんを抱っこするくらい。抱っこしながらできる事と言えばスポーツ観戦。
地元クラブの「北海道コンサドーレ札幌」を応援しているので試合について振り返ってみる記事も書いてみようかと。
ランニングカテゴリのブログだったのですがサッカー話で失礼します。
素人の感想程度です。
コンサドーレのフォーメーションはミシャお馴染みの3-4-2-1。
新戦力（期限付き移籍）の元日本代表FW興梠が早速スタメン。
こちらも新戦力のMFガブリエル・シャビエル。
チャナティップが王者川崎に移籍した穴埋めにフリー移籍で獲得。
攻撃時は図のように、CB福森とCB田中がサイドに開いてコート半分辺りまで張り、DH高嶺が最終ラインに降りてCB宮澤とビルドアップ。もしパスの出し所が無くなりそうになるともう１人のDH駒井が降りてきてビルドアップに参加。
また一定時間が経つとこの3人の位置が入れ替わって、チャンス時には宮澤や駒井が中盤まで上がって攻撃に参加する場面が見られました。
相手を混乱させるためか、それとも持久力を持たせるためなのかな？と思いながら見てました。
試合はコンサドーレのサイド侵入に清水が対応できず試合を支配。右サイド田中のクロスを清水が十分にクリアできず。逆サイドでフリーだったフェルナンデスがダイレクトボレーで決めて先制。また前半のうちに右サイド金子のグラウンダーのクロスをペナルティエリア内で興梠がダイレクトボレー。シュートが相手DFの脇に当たり、ハンドの判定に（腕を高く上げたため、当たったのは脇だけどハンドを取られたよう）。PKはフェルナンデスが蹴るも日本代表正GK、清水の権田がセーブ。このセーブがゲームの結果を決定づけました。
後半は清水が一転して攻勢。
清水が縦にフィードしたボールに清水FW鈴木が反応。CB宮澤がスピードで振り切られて同点。
後半36分に金子の突破からこぼれたボールを小柏がシュートするもクロスバー直撃。
このあとゲームは動かず1-1の同点となりました。
「献身」の興梠と「普通」のシャビエル
私は興梠のプレーを見たことがなく35歳という年齢や昨シーズン浦和レッズでベンチ外など試合にあまり出ていないようなのでどこまでのパフォーマンスを発揮できるか懐疑的な目で見ていましたが…逆に心を掴まれました。
プレーエリアが広く、中盤やサイド、前線中央などに顔を出すだけでなく守備も献身的。また身長が175cmと小柄ながらも身体の使い方が上手く、確実にキープしてボールを前に進めるなど攻守で確かな存在感を示しました。キープができるのであればファウルを受けてFKのチャンスが増える可能性もあります。それにこれだけプレーエリアが広いのであれば興梠がいなくなったスペースにツーシャドーの小柏やシャビエル、もしくは金子、フェルナンデス辺りが状況に応じて飛び込む連携が高まるとどうなるんだろう、という期待が出ます。
一方で思ったよりも活躍していなかったのが名古屋を契約満了してフリー移籍で加入したガブリエル・シャビエル。プレーを観た事が無いので期待値が膨らんだのかもしれませんが終始無難なプレーで、強みがどこにあるのか私は気づけませんでした。
まだチームに加入して間もないので今後に期待です。
点が入りそうな展開は少なかった
前半と後半にフェルナンデスと小柏のシュートがゴールポストを叩く惜しいシーンがありましたが、逆にそれ以外は清水の脅威となる攻撃は無かったように感じました（清水の方がより決定的な局面だった）
データで見てみると興味深かったのがチャンス構築率とシュート成功率。
1試合のデータなので比較するのは不適切かもしれませんが、チャンス構築率はJ1で4位。ですがシュート成功率は11位とギャップがあります。
これはシュート自体なのかそれとも決定的なチャンスを作れなかったのか。いずれにしても新戦力の興梠とシャビエル２人の連携が高まる事を期待したいですね。
