もう3週間ぐらい過ぎてしまいましたが…
ウマ娘のオグリキャップのコスプレをしてノーザンホースパークマラソン2023に出走しました。
なお、40代おじさんが美少女キャラのコスプレをした画像が出てきますがそれでも構わん！という勇者のみ下へ。
なんでまた私がウマ娘のコスプレをして走ったのかというと、コスプレランを目の当たりにしてとても楽しそうというかモチベーションが沸き立った事がキッカケ。
思い起こせば読者登録させて頂いてるチャーリーさんや、ジャック・スパロウで有名なたいがぁさん、あと道マラ2018で見かけたセーラーマーキュリーのNAOANさんなど、走ってた時からコスプレランナーさんの事はいつも気になってたし、なんでかよく分からないけれど元気になる。好きなんでしょうね、コスプレラン自体が。
さてさて、当日。
6時に起床してメイクをある程度して高速道路に乗り、千歳方面へ。
会場にはほぼ予定時刻に着くもその後の準備に手間取り、会場に着いたのは7kmトレイルのスタート直前の9時半前！
本当はスタート前に色んなブースを回ったり、写真を撮ったり、「これから出走です！」みたいなツイートもしたかったのに全くできず笑
とりあえず遅れてやってきたので最後尾にスタンバイです。
スタート直前にウマ娘のトウカイテイオーのコスプレをした女性から「オグリキャップさん！7kmトレイル頑張ってください！」とありがたい事に声をかけられる。…めちゃくちゃ嬉しい…。
何が嬉しいって、今日まで準備してきたコスプレがちゃんとウマ娘のオグリキャップだと分かってもらえたこと…。
ちなみにゲストランナーでノルディック複合のオリンピアン、阿部雅司さんが動画を投稿してたので貼っておきます。
コース全容も分かりやすいし参考になると思います。
こちらの動画も。
内容がとても分かりやすく、大会の雰囲気もよく伝わるので貼っておきます。
（ちらっと私の後ろ姿が映ってる笑）
ちなみにハーフマラソンも気になる方はこちらの動画も良かったです。
そうこうしているうちにスタート。
たぶんタイムロスは2分弱ぐらい。
ゲートをくぐったら細い道を通ってノーザンファーム空港牧場へ。
細い道が続き、カーブもあるので結構混雑してました。ペースを掴むのが難しい。
そう言えばこの辺りを走ってる時に女性ランナーから話しかけられて
女性「ヒシアマゾン！？」
私「オグリです！」
女性「オグリキャップ！？」
この女性の近くには同じくウマ娘に登場するメジロマックイーンとナイスネイチャ（おそらく）のコスプレをした女性2人も走ってて、暑くてウィッグを取ったとの事。（ウィッグは暑いですよね…）
写真を撮りたいとの事でどんなポーズをしたらいいか分からないまま撮ってもらい笑 再びスタートです。
2km地点より少し先に行くと、トレイルランの目玉の一つ、ダートが出てきます。
サラブレッドというと芝のコースを連想しますが、地方競馬だとダートだし、案外ダートのレースは多いんですよね。
ダートは砂ですが踏み固められている場所もあればやや深い場所もあります。
走ってると砂埃も舞うのですがこのレースならではなのでむしろ嬉しさすらあります。
またこの辺りからコースの道幅が広くなるので追い抜き（追い抜かれ）ポイント。
さてそんなダートを抜けて3km地点に入ると今度はこのレースのもう一つの目玉。
坂路900m（ウッドチップ）のトンネルへ。
最後の所だけ傾斜が7°の坂のようですが、そこまではさほど傾斜は感じられず。
ただ、ウッドチップはかなり深く体感としては泥の上を走ってるかのような柔らかさで、足を取られそうになったり、地面の反発が得られないので足が沈みます。足が沈み込む前に次の一歩を出そうとピッチを上げた結果、心拍数がえらいことに。
前情報で、端の方は固いので走りやすいというのは知っていたのですが、サラブレッドはきっと正面を走ってるだろうから絶対に真っ正面を走る！と決めてたので中央突破しました。
この坂路を登り切った正面に、オールスポーツコミュニティのカメラマンが待ち構えているのですが、何かポーズを決める余裕もなく笑
来年はここでポーズを決めて撮影してもらおうと思います！
坂路を登りきると今度は下り坂。
もし脚が残っているのなら一気に下り坂で加速した方がいいんでしょうけれど、私は貧脚なのでスピードを緩めながらゆっくりと下りながら回復。
坂を下った4km地点。今度は芝のコースに。
右手に給水所とここでもオールスポーツコミュニティのカメラが待ちかまえています。
ここはペースが上がりそうな場所なので、あまり周囲を見ないで走ってると、カメラマンに気づくのが遅れてそう…。
ちなみに右手側は遠巻きに撮影するカメラマン。
左手側に近くで撮影するカメラマンがいるようです。
近くで映りたい方は左手を走りましょう。
少し行った先に給水所があります。
水とスポーツドリンクですが7kmぐらいなら給水は必須では無いかも。
芝を抜けると今度は固めの土。
アスファルトに慣れてる人はおそらくここが一番走りやすいのではないかと思います。
ここもコースの幅が広いし、比較的フラット（もしくはやや下りだったような）なので追い抜きがしやすい（されやすい）ポイントだと思います。
この辺りを走っていると少し暑さを感じてきました。初めてウィッグを被って走ったのですが日差しが出てくるまではあまり気にならない。
けど日差しが出てくるとやたらと暑く感じます。
さて6km地点。
ここからは再び芝になるのですが少し起伏があります。コース後半に起伏があるのはちょっとイヤになりますね笑
コースはやや幅が狭くなるので追い抜きはしにくく感じました。この辺りになってくるともう終盤なので周囲もペースアップしてる人が多いように感じました。
これは個人的な感想ですが、固い土よりも芝の方が柔らかいので反発が得られないのでこれまでよりも力んで走ってしまい、呼吸もかなり乱れてきました。結構苦しい。
楽しそうに走ろうと思ってたのに、もう気がついたら必死に走ってゴール…
コスプレランだったのになぁ…次は楽しそうにゴールしたいです笑
ゴール後はこの大会名物のビュッフェ！
オグリキャップはウマ娘でも史実でも大食いキャラなので思う存分食べます！（この日のために食事も少しだけ抑えて我慢してたし）
スープカレーやラーメンは観光客向けなのかなぜかコーン入りであれでしたが（コーン入りのスープカレーは初めて見た…）、ジンギスカンとフランクフルトは美味しかった。
そういえば走り終えた際にも「オグリ～！」と呼んでもらえたり、「あ、オグリキャップだ」と声も聞こえたり、写真撮影までお願いされたりで・・・
人生初のコスプレランはとても充実した時間でした。
この日のために9か月間頑張ってトレーニングをして、体重も9㎏落として
ウィッグのセットやメイクなどレイヤーさんの動画や、レイヤーさんからアドバイスをもらうなどして色々と準備してきた甲斐がありました・・・。
その後はハーフマラソンの部でスタートラインで待機してたコスプレランナーでは有名なマラソンサニーさんを見かけたので写真撮影をお願いしたり、
ステージで行われるエレクトーン演奏や大型ビジョンでヴィクトリアンマイルの中継映像を観たり、この大会名物のチャリティーオークションや抽選会（一口馬主権など）など走り終えた後も様々なイベントが行われるので、マラソン大会というよりも落ち着いたフェスのような雰囲気でとっても楽しかったです。
帰りの車で混み合う前に早めに撤収。
会場入りしてから6時間半でしたー。
参加費はなかなか高めですが、ここにしかないコースや景色があるし、ウマ娘や競馬好き、馬好きの人にはたまらない大会ですね！
また来年もウマ娘のコスプレをして出走します！
